2008年5月7日水曜日

女の子が生まれると、



















例年になく天気が悪かった4月も終わり新緑のすがすがしい毎日の
5月となりました。
久しぶりにコールマーのシャン・ド・マース公園を散歩。
目下桐の花が満開です。かすかな良い香り。

桐といえば日本の生活文化には重要な木ですが、
日本では街の中ではみられないのではないでしょうか。
ここアルザス。コールマーにはけっこうあります。

昔から「女の子が生まれると、
桐を植えて、嫁入りのときにその木を切って箪笥にする」
といういわれを思い出します。
日本の昔を久々回顧してる私は、古い日本人でしょうか?
心のなごむひと時でした。

きり(桐) Paulownia tomentosa 【のうぜんかずら科きり属】  
中華民国原産 

2008年1月14日月曜日

「日本人旅行者に注意呼びかけ」

12月末、アールヌーボーで有名なナンシーの国鉄駅で大変なハプニングがありました。
テロ脅威の現在、世界各国の空港・駅でも自分のスーツケースは責任をもち、どこにでもおかないようにとの注意がなされてるのに、なんと日本人旅行者2人がスーツケースをロッカーに預ける代わり、駅のホームのベンチにとりつけて市内観光に出かけてしまったのです。
その間約2時間、駅では特別チーム(爆弾テロ検査)が出動し乗客に避難するよう警告し、数十本の列車の遅滞が起こる等大変な騒ぎとなりました。運良くこの旅行者のスーツケースは破壊されませんでした。
国鉄は、この日本人旅行者2人に損害代金、8,000ユーロ(約130万円)の罰金を要求する予定と発表しました。
皆さん、旅行の際は、自分の持ち物をどこにでもおかないよう責任をもって行動してくださいね。

(写真はアール・ヌーボー:マジョレルの睡蓮の小型円卓)

2008年1月9日水曜日

今日は僕が王様

フェーヴは”キリストの子供”
これから毎年、フェーヴがあたりますように!!
フェーヴ・コレクターになるからね

ガレット・デ・ロワ”(パイ菓子)

フランスのクリスマスの祭典後の新年の祭りはなんといっても
キリスト教にちなんだ”ガレット・デ・ロワ”(パイ菓子)。
パイの中に1つフェーヴと呼ばれる小さな陶器がいれてあり切り分けて食べた時、フェーヴが当たった幸運な人はその日、王様や女王様になり祝福されます。
勿論、昔は各家庭で、(フェーヴェ)そら豆を入れ祝いましたが現在は全て陶器に変わり、この陶器のフェーヴ・コレクターもたくさんいます。 
アルザスの今年のフェーヴは動物とか、漫画の主人公とかの傾向があるようです。時世によりフェーヴも変わってきてます。それに現在は家庭で作る人は少なくなり殆どの人がお菓子屋さんで購入して楽しんでます。